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【逆引きWP-CLI】やりたい事に合わせたコマンドを紹介

こんにちはゆーさんです。趣味でWordPressを触って遊んでます。

みなさん「WP-CLI」活用してますか?

WP-CLIは「コマンドでWordPressのセットアップが色々できる、とっても便利なツール」です。

確かに便利なツールなんですが、色々と出来る事が多すぎて、逆に上手く使えてない人も多いと思います。

そこで今回は逆引き形式で、色々な操作方法をまとめてみました。

初期セットアップをしたい

WordPressインストール後、wp-adminを開いて使える状態にするまでの設定方法です。

「wp core install」を使います。

wp core install --url='サイトURL' \
  --title='サイト名' \
  --admin_user='管理者名' \
  --admin_password='管理者パスワード' \
  --admin_email='管理者メールアドレス'

この設定はWorePressをインストールして、wp-adminを開いた時に出る画面

wp-admin最初の画面

ここから順に必要な設定を行い、ログイン画面が表示されるまでの処理になります。

目次

「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を変更する

管理画面の「設定」→「一般」で変更できる設定。

多くのテーマで一番上の部分に表示されるサイトの名前と、名前の下に表示される一文です。

wordpressサイトのタイトルとキャッチフレーズ

「wp option update」を使います。

wp option update blogname タイトル
wp option update blogdescription キャッチフレーズ

「サイトの言語」を日本語にする

管理画面の「設定」→「一般」で変更できる設定。

管理画面で使用する言語を日本語にします。

サイトの言語

「wp laungage」を使います。

wp language core install ja --activate

「タイムゾーン」を東京にする

管理画面の「設定」→「一般」で変更できる設定。

タイムゾーンを日本の時刻に合わせます。

「wp option update」を使います。

wp option update timezone_string 'Asia/Tokyo'

「日付形式」「時刻形式」を変更する

管理画面の「設定」→「一般」で変更できる設定。

記事中の日付や時刻の表示形式を変更します。

「wp option update」を使います。

設定値には上の画像の濃いグレーの値を指定します。

例えば、画像と同じ設定を行うなら下記の様になります。

 wp option update date_format 'Y-m-d'
 wp option update time_format 'H:i'

パーマリンクの形式を変更する

管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」で変更できる設定。

記事のURL形式を変更できます。

パーマリンク設定

「wp option update」を使います。

下記はpostnameに変更する例です。

wp option update permalink_structure '/%postname%/'

利用するテーマを変更する

管理画面の「外観」→「テーマ」で変更できる設定。

利用するテーマを変更します。

「wp theme activate」を使います。

値にはテーマをクリックしてURLに表示される「theme=」の部分を使います。

例えば「Twenty Nineteen」に変更する場合は、以下のようなコマンドになります。

wp theme activate twentynineteen

たくさんのプラグインを一度にインストールして、全て有効化する

初期セットアップ時に特に大変なのが、大量のプラグインのインストールです。

これを効率化します。

wp cliだけでは出来ないので、シェルスクリプトを組み合わせて行います。

例えば

  • Contact Form 7
  • Advanced Custom Fields
  • Custom Post Type UI

の3つをまとめてインストールし、有効化する例を説明します。

まずは画像の様に「plugins.txt」という名前で、インストールしたいプラグイン名を一覧にして保存します。

インストールしたいプラグイン名を「1行につき1つ」書いてください。

次に以下のコマンドを実行します。

cat plugins.txt | while read plugin
do
    wp plugin install $plugin \
    && wp plugin activate $plugin
done

これで、まとめてインストールと有効化が行えます。

plugins.txtに書く名前は、使いたいプラグインの公式サイトのURLを見る事で確認することができます。

Contact Form 7の場合の例

プラグイン名とURLの値にかなり差がある場合もあるので、注意が必要です。

良く使われていそうなプラグインの値を書き出しておきます。

  • Contact From 7: contact-form-7
  • Advanced Custom Fields: advanced-custom-fields
  • Custom Post Type UI: custom-post-type-ui
  • WP Multibyte Patch: wp-multibyte-patch
  • Yoast SEO: wordpress-seo
  • All in ONE SEO: all-in-one-seo-pack
  • BackWPup: backwpup
  • EWWW Image Optimizer: ewww-image-optimizer
  • Easy Table of Contents: easy-table-of-contents

全ての「プラグイン」「テーマ」をアップデートする

「wp plugin update」「wp theme update」を使います。

wp plugin update --all
wp theme update --all

メンテナンスモードにする

ユーザが見る画面のメンテナス画面に変更します。

「wp maintenance-mode」を使います。

wp maintenance-mode activate 

メンテナンス画面を表示。

メンテナンス画面

アクセスすると、この様な画面が出るようになります。

戻す時は「deactivate」を使います。

wp maintenance-mode deactivate

サイトのドメイン名を変更する

サイトのドメインを変更します。

正確にはドメインではなく、記事などを含めデータベースに保存している特定の文字列を、すべて別の文字列に変換します。

「wp search-replace」を使います。

「old.example.com」を「new.example.com」に変換する例を示します。

wp search-replace 'old.example.com' 'new.example.com'
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この記事を書いた人

IT系プリセールスエンジニア。主にWEBが主戦場ですが、自作キーボード沼にハマりハードにも手を出し始めました。

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