不動産営業マンの日常を描いた作品。
不動産業界には「千三つ」という言葉があって、2つの意味で使われています。
- 不動産の取引は千に三つくらいしかまとまらない
- 不動産屋は千に三つしか本当の事をいわない
この本は後者をテーマにした作品で、嘘つきが多い?不動産業界で「嘘がつけなくなった」営業マンが、苦悩し、自分の営業スタイルを変えながら、家を売る姿が描かれています。
この作品を描く上で、作者の方はかなりのインタビューもこなしているそうです。
なので、少し誇張して描かれている部分もあるかもしれませんが、少なからずこの業界のリアルな所も詰め込まれているんだろうなと感じる作品です。
単行本では、巻末でインタビュー時の色々なエピソードや、不動産業界の有名人との対談も掲載されており、さらに楽しめます。
宅建を勉強している私には、違う視点でも学びの得られる作品でした。(ちなみに、まだ絶賛連載中です。)
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